『酪農の学校』の日記

岡山県北にある中国四国酪農大学校の紹介ブログ

牛乳パックの写真撮影

OHAYO晴れの国おかやま牛乳1000ml という牛乳をご存知ですか?
中国四国地方マルナカやハローズという大手のスーパーの店頭に並んでいる普通のおいしい牛乳です。
その牛乳を手にとって横側をみると広告欄に酪大生や酪農大学校の校舎の写真がついています。

よく見て、絶対に写真がついている牛乳を買ってくださいね。

で、今回その牛乳パッケージ用の写真撮影第3弾ということで、協力させていただきました。

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おふざけ中







                          撮影成功~
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今度は学校本館前に場所を変えて、撮影準備をします。
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撮影の様子~ 牛よりも人間が、言うことを聞きません。
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どうやらポーズも決まったようです。               
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この写真付きの牛乳が実際に店頭にお目見えするのはかなり後になります。
どうぞ、気長におまちください。

28年度オープンキャンパス

とりあえず今年もオープンキャンパスは無事に終わりました。 

① 第1牧場で子牛の体側をしているところです。子牛の発育状態を調べるために、学生は定期的にサイズ測定をします。そのデータは大事に保管され、卒業論文制作に活かされます。イメージ 1

高校生はやり方を在校生に教わって実際に自分でやってみます。   















② 搾乳は酪農家にとってもっとも重要な作業のひとつです。まず在校生が見本をやって見せて、

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その後 教わりながらミルカーを着けてみますと、空気がはいったり牛がしっぽをぴしゃっと振ったりなかな難しい。                                                                                                                                                                                                                                                    
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③ 希望者は牛乳加工の実習ができます。今回はアイスクリームを手作業で作って見ました。
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アイスクリーマーを使わずに手作りする  と味わいが様々で作り手の個性が出ます。 
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試食中                                           
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④ 最後の親睦会は騒々しく和やかに時間が過ぎていきました。高校生は十分自己PRができたでしょうか。
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旧い牛舎の使い方

ほんの数年前に建てた新品の牛舎   もしばらくすると蜘蛛の巣いっぱいの古ぼけた牛小屋に変貌しますよね。イメージ 1
そうなるともう物置ぐらいにしか使い道がない小屋~っ 
ここをまた改築して和牛の赤ちゃんを集めて飼おうというお話です。

今和牛の赤ちゃんは赤い屋根の小屋に住んでいます。
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小屋の周りには草がはびこり、すぐこんなになります。


青いネットは寒冷紗か!?サシバエよけネットか!!!

蒜山は高原ですが、夏は暑いので暑さしのぎの工夫が必要です。

もちろん扇風機は回っていますが、屋根に手作りの散水装置があります。


牛舎そばに好適な用水路があるので、水をモーターでくみ上げ、ホースに流し込む要領で、穴を開けたホースを屋根に這わせてみたけど水がうまく飛ばない!!そこで、今度は散水栓を4か所取り付け、素晴らしい散水装置ができました。屋根を流れた水は下に落ち、また土にかえっていきます。ちなみに用水路の水は山水です。 Ecoだね!
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子牛は中で、涼しく過ごしています。
















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飼料タンクも錆びつき今では使われなくなり、







  乾乳牛舎はギュウギュウ詰め
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         おっと、こんなところからも牛の声がっっ!
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隠し牛小屋でしょうか?

あちこちに分散して飼われている子どもの牛を
まずひととこに集めて・・・が







先に紹介した育成牛舎のリノベーション計画です。 これです。イメージ 8




















さて、
和牛の赤ちゃん牛舎はどこにできるのでしょうか??













酪大の夏休み

ただ今夏休み中です。一応 牛の世話があるので、学生たちは半分交代で休みをとります。学校に残っている学生は牧場作業の他に、普段はやらないような 『溶接』 『牽引』 『フォークリフト』などの練習をします。
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     溶接の種類はガス溶接なので、真剣にやらないと危険をともないます。溜まったガスに引火した場合大きな爆発が起こります。彼女もちょっと危なかったですね。

  下は牽引の練習の様子です。牽引は方向転換が難しいので、夏にそれだけ集中して練習します。秋の試験前には練習コースに出て、路上走行練習もやります。そして、本番試験は試験場の初めてのコースで受けなければなりません。大変ですね。
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一方、リノベーション中の育成牛舎はどうなっているのでしょうか? とりあえず完成したように見えます。
でも、ウォーターカップから水がでないらしいです。なぜでしょう。水道工事屋が来ないからです。昨日の朝から、ずっと待っているのに待ちぼうけです。
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これ以上我慢できなくなった牧場長はついに強行突破で子牛を入れてしまおうと考えています。
             
こんな赤ちゃん牛や、こんな子牛を連れて来るのかと思いきや
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 なんと なんと
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ただのホルスタインの育成牛が大量にきましたよ。
筆者は勘違いをしていたようで、
リノベーションした牛舎は、普通のホルの育成牛舎でした。
和牛の赤ちゃん保育園ではなかったです。
残念です。  返す返すも残念です

学生は飲み水を人力で運ばされていて、不機嫌です。

✧♡学食メニュー✧♡

最近はどこの大学さんも学食メニューに気合が入っているのを感じますが、酪大の学食は昔からすっごいボリュームなんですよ。一食で、十分2食分の食事内容が出てきます。しかも1日3食とも提供されるので、寮生たちは食事の心配が全くありません。保護者の方もご安心でしょう。
むしろ太りすぎを気にしている人が多いです。ちなみに今週の献立はこんな感じです。

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そして、今日8月2日(火)の昼ご飯を見に行ってみるとはこんな感じでした。どれがタコライスでしょうか?魚のホイル包み焼ですね、仕入れ材料の都合と食堂のお姉さんの気分次第でメニューが変更になることもよくあります。
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これだけが一人分のおかずです。ご飯は食べたいだけ、おかわり自由です。
さらにお好みで配膳台に置いてあるおかずを思いっきり食べてもよいことになっています。
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牧場作業や農作業の後はお腹がすきますからね~、ありがたいですよ。

体育館の電球交換をしました

老朽化した体育館の電球があっちもこっちも切れてしまい、もう限りなく貧相ということで、
このたび球を交換することにしました。でも体育館の床から天井までは7mもあるんですよ。

あ~、高所作業車かリフトでも借りないと誰もできないわ~
    というわけで、三共リースさんから屋内用の高所作業車を借りようとしました。いいのがあったんですよ。

でも、作業車が大きすぎて体育館の出入り口から入らないんですよ。だから無理やり入れるために、ユニックつきトラックをさらにレンタルしなきゃならなくなり、女こどもしか人手がない(酪大は職員が不足しています)のに横向きにいれた作業車を起こす作業が発生しそうだったのでドタキャンしてしまいました。

🙇 ごめんなさい三共リースさん

というわけで、フタワカ電気工事さんに櫓(やぐら)を組んでもらい、イメージ 1プロの技で交換作業を進めてもらいました。


惜しくも櫓くみは撮り損ねました。写真は棚板を吊り上げ天板として固定するところです。































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取り換え作業中
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完成~   さあこれで立派な卒業式があげられることでしょう。 学生が立派ならね
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この前生まれた和牛の赤ちゃん

第3牧場に入る予定の和牛の赤ちゃんが生まれました。毛色が少しこげ茶っぽいです。
大人になると真っ黒になるそうです。

赤ちゃん①
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酪大には和牛がいないのに和牛の赤ちゃんが生まれるってちょっと不思議じゃないですか?
これこそ『受精卵移植移植』という現代生命科学技術の最先端(?)の証なのです。

赤ちゃん②
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人工的に卵胞をたくさん発育させた和牛♀に、和牛♂の精液を人工授精しますと、たくさんの和牛受精卵ができて子宮の中に降りてます。それらを洗い出して採取します。取り出した受精卵をホルスタインやジャージーに移植するんですよ。
赤ちゃん③
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そしたら何と乳牛から和牛の赤ちゃんが生まれてしまうのです。

ちなみにホルスタインの赤ちゃんです
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このすごい受精卵移植技術は酪大で教えてもらえます。試験に受かれば資格も取れますよ
Let's Try