番外編 ～牛の写真を撮る～

アイドル誕生？！

このジャージの写真、
今年の酪農大学校の学生募集のポスターです。

「インパクトがあっていいんじゃない？」

と、まずまずの評価をいただいています。

最近ブログに載せられるようなできごとがないので、
今日はこのポスター作成秘話？をひとつ。

牛が近い！

「今年はポスターのデザインを変えてみようかねぇ～」

「思いきって、牛の顔だけのポスターにするとかどうですか？下の方に学校名をちっちゃ～く入れて、
今はやりの『詳しくはホームページで』って載せてみる（笑）」

という何気ない一言から、　　　　　　　　　

「じゃあ、写真撮ってきて」

と言われて第２牧場で放牧中のジャージーの群れの中へ突撃取材！

ポイントは２つ。

ひとつ目。大勢の中からとびきりの美人を探してモデルになってもらうこと。
ふたつ目。遠くからでも「牛だ」とわかるくらいアップで撮ること。

美人のモデルさんは結構すぐ見つかった。
あとは写真を撮るだけだ。

できるだけアップで撮りたい…

でも手にしているのは、安物のデジカメ…

そしてカメラマンは、カメラの使い方がわからず
「これ、シャッター押すだけでいいんですよね？」なんて言うド素人職員…

「あたしも撮ってよ～」と言わんばかりに近づいてくる、あまり美人ではない牛さんたちに
「みなさんは、またの機会に・・・」と謝りながら、ターゲットに接近！！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　牛に近づいて撮る・・・近づいて撮る・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・うし、近くない？　よ、よし。もう一枚。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・近すぎて何だかわからん（涙）

　　　なんてことを繰り返すこと３０分。ようやく撮れた写真がこれ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

「なかなかの美人だし、口の端にぶらさがっている草が笑いを誘うし、何よりもうこれ以上カメラ片手に牛を追い回すのイヤだし(笑）、これでいいでしょう？」

「う～ん・・・何て言うか・・・ジャージーっぽくないんだよね、毛色が。」
「そうそう、もっと明るい色の子のほうがいいよ～」
「ついでに空ももっと明るいほうがいいんじゃない？」

・・・などなど、他の職員の厳しくもありがたい意見を参考にして、またまた素人仕事で写真に修整を加えた結果、
（合成写真みたいになってしまった）冒頭の写真になった、というわけです。

これから全国各地（というと大げさですが）にペタペタ貼っていただく予定です（＾＾）v

番外の番外　～予選敗退者～

惜しくもポスターに起用されなかった、美人コンテスト？出場者の皆様方です。