『酪農の学校』の日記

岡山県北にある中国四国酪農大学校の紹介ブログ

『対岸の火事』にあらず

 火事だぁ!!

  今日は消火訓練です。

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                              燃えてます。


  酪農とは無関係ですが、「備えあれば憂いなし」
  いざというときのために、消火器の使い方くらいは覚えておきましょう。
消火器の使い方
1.消火器上部の黄色いピン(安全栓)を抜く。

    「思いきり引っこ抜かないと、なかなか抜けないのよ…」(酪農大学校職員 体験談)

2.ホースをはずし、火元に向ける。

    「ホースはしっかり持たないと、薬液が出た時ホースが暴れるよ…」 (同上)

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3.えいっ!とレバーをにぎる。そして徐々に火元に近づく。そしてそして火元の周りをぐるっと
  一回りしながら消火する。

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  火事などの大きな災害のみならず、「柵に首が挟まって牛が死にかけてる!」などという
  小さな(?)災害であっても、予期せぬ事態に遭遇したとき、人は「頭が真っ白になる」か、
  「パニックになる」ものです。
  今回の訓練のように、いざという時に迅速かつ適切な対応ができるように、対処法を身につけて
  おきましょう。


 おまけ ~消火器の思い出~

(思い出 その1:酔っぱらった知人)
  消火器といえば、カラオケボックスの廊下に設置されていた消火器を、酔っぱらった勢いで
  上記の「消火器の使い方 1~3」をやってしまい、賠償金を支払ったという知人がいます。

  まぁ、酔っぱらいには責任を取ってもらうとしても、うっかり消火器を倒してしまい、そのはずみで
  噴射!なんてこともあるのだそうです。

  火事でもないのに消火器が「ブシュ~ッ!!」っとなってしまったら、

     『上下逆さまにひっくり返す』

  と、とりあえず白い粉は出てこないそうです。消火器内部のガスだけが「シュ~」と出て終わってくれます。

(思い出 その2:終了の合図?!)
 上の写真では分かりづらいのですが、今日の消火器、粉の色が「真っ白」ではなく「薄ピンク」なんです。
 この粉の色、5年ごとに変えているそうで、中が見えないのをいいことに、「つい最近中身の交換しましたよ~」
 と嘘をついてもわかるようにしてあるのだそうです。

 「…昔、『消火器の粉は、噴射始めは白くて“そろそろ出なくなるよ~”って頃にピンクになります。ピンクは噴射終わりの合図です。』って教わったんですが…」

 と消防設備の方に言ったところ、

 「…始めの粉が白いっていうのは…中身が古くて色が分離しちゃってるってことですね」

 と苦笑されてしまいました(涙)