夏休みのある日。
でも、牛に夏休みはありません。
夏休みだろうが正月だろうが、牛は 「 牛乳の生産 」 というお仕事を続けるのです。
当然、働き続ける牛たちのサポート陣である私たち牛飼いも
のんびり休んでいるわけにはいきません。
牛飼いの卵である1年生たちも、
当番制で学校に残って牛の世話をしています。
牧場での作業だけでなく、休憩時間を利用してのトラクター・けん引練習など、
結構忙しい毎日です。
暑い所からたまに訪れる人にとっては 「 避暑地 」 かもしれませんが、
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トラクター練習中のこと。
学生寮の玄関先で乗車の順番待ちをしている1年生たちが、歓声を上げています。
どうやらみんなで缶詰の果物を食べてはしゃいでいる様子。
・・・でも、何かがおかしい。
缶詰のミカンや桃をほおばったあと、
「 ふぉ~!! 」 って叫びながら悶えてる(笑)
スプーンが・・・刺さってる・・・汁、凍ってますけど(^^;
どうやらN君が缶詰をそのまま冷凍させた模様。
「 中身が凍ってる缶開けるのって、結構大変なんよ、先生! 缶切りをこう、グ~っと… 」
・・・いや、力説されても困るんだけど。
それは、アイス買うより安いのか?? って、そういう問題ではなく。
缶詰を冷凍すると、破裂したりして危ないから、絶対にやっちゃダメです。
ガチガチに凍った汁で、食堂のスプーンがグニャってなっちゃうから、やっちゃダメです。
N君は危ないと知らずにやったようですが・・・事故にならなくてよかった。
N君へ。これからはもっと安全な方法で夏を楽しんでください。
(注意!)
缶詰をそのまま冷凍すると破裂する恐れがあり、非常に危険です。
必ず別の容器に移してから冷凍しましょう。
缶詰をそのまま冷凍すると破裂する恐れがあり、非常に危険です。
必ず別の容器に移してから冷凍しましょう。