『酪農の学校』の日記

岡山県北にある中国四国酪農大学校の紹介ブログ

夏休みのある日。

牛飼いは 夏休みでも 牛を飼う

7月22日~8月19日まで、酪農大学校の1年生は夏休み。

でも、牛に夏休みはありません。

夏休みだろうが正月だろうが、牛は 「 牛乳の生産 」 というお仕事を続けるのです。

当然、働き続ける牛たちのサポート陣である私たち牛飼いも

のんびり休んでいるわけにはいきません。

牛飼いの卵である1年生たちも、

当番制で学校に残って牛の世話をしています。

牧場での作業だけでなく、休憩時間を利用してのトラクター・けん引練習など、

結構忙しい毎日です。

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暑い夏の楽しみ方 ~N君の場合~

避暑地として知られる蒜山

暑い所からたまに訪れる人にとっては 「 避暑地 」 かもしれませんが、

ずっと蒜山にいる酪農大学校の学生にとっては、蒜山の夏でも暑いんです。

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ラクター練習中のこと。

学生寮の玄関先で乗車の順番待ちをしている1年生たちが、歓声を上げています。

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どうやらみんなで缶詰の果物を食べてはしゃいでいる様子。

・・・でも、何かがおかしい。

缶詰のミカンや桃をほおばったあと、

「 ふぉ~!! 」 って叫びながら悶えてる(笑)

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スプーンが・・・刺さってる・・・汁、凍ってますけど(^^;

どうやらN君が缶詰をそのまま冷凍させた模様。

「 中身が凍ってる缶開けるのって、結構大変なんよ、先生! 缶切りをこう、グ~っと… 」

・・・いや、力説されても困るんだけど。

それは、アイス買うより安いのか?? って、そういう問題ではなく。


缶詰を冷凍すると、破裂したりして危ないから、絶対にやっちゃダメです。

ガチガチに凍った汁で、食堂のスプーンがグニャってなっちゃうから、やっちゃダメです。


N君は危ないと知らずにやったようですが・・・事故にならなくてよかった。



N君へ。これからはもっと安全な方法で夏を楽しんでください。



(注意!)
 缶詰をそのまま冷凍すると破裂する恐れがあり、非常に危険です。
 必ず別の容器に移してから冷凍しましょう。