『酪農の学校』の日記

岡山県北にある中国四国酪農大学校の紹介ブログ

はじめての搾乳実習

新型コロナウィルス感染症拡大の影響で入学が遅れ、6月2日にやっと入学式を終えた1年生が早くも2日後に「搾乳理論」の授業を受けました。酪農大学校は酪農ができる人材を育てる学校なので、まずは「乳しぼり」の練習から始まります。先生は第2牧場で実習を担当する村田先生です。場所は体育館、ジャージー牛の模型を使って模擬搾乳をやりました。

f:id:rakudai2019:20200707094524j:plain

この牛の模型はよくできていて背中から水を注ぎこむと、牛の乳首を搾った時にちゃんと牛乳のように出てきます。そこで、先生は学生に乳房の拭き方、前搾り、消毒、ミルカー装着のやり方など実際にやって見せて説明することができます。

 

f:id:rakudai2019:20200707094625j:plain
f:id:rakudai2019:20200707094649j:plain

この牛は動かないのでミルカーをつけやすいのですが、生きた牛はしっぽをぶんぶん振り回したり、後ろ足で蹴りをいれたりしますから手際よくしないといけません。牛の乳は4本ありますが自分から見て遠い乳からつけるのがコツ(?)だそうです。

 

一通り説明を聞いた後は自分でやってみましょう。

f:id:rakudai2019:20200707094747j:plain
f:id:rakudai2019:20200707094805j:plain


一人づつ教わった手順を確認しながらミルカー装着,脱着を練習しました。

f:id:rakudai2019:20200707094728j:plain
f:id:rakudai2019:20200707094741j:plain

 

 

 

こちらは関先生の授業です。ミルカーの仕組みや第1牧場のレール式パイプライン搾乳とバルククラーなどについての説明を聞きました。

f:id:rakudai2019:20200707094821j:plain