コーンの収穫
このところ、ずっと雨続きで9月27日にやっと朝から晴れました。本校の飼料用ヨウモロコシの収穫風景は初秋の風物詩として、テレビ、新聞の取材予約が入っています。5月30日に5.5ha作付したトウモロコシは刈り時を迎え、晴れの日を待っていました。
樋口先生がコーンハーベスターをあやつり、瞬く間に5.5haのトウモロコシを刈り取り、同時に細断していきます。
細断されたトウモロコシはそのまま搾乳牛舎前の広場に運び込まれ、山積みされます。
積まれたトウモロコシはホイールローダーで、ロールベーラー(圧縮梱包機械)に投入していきます。
こぼれたトウモロコシも集めてロールにします。
ロールベーラーからトウモロコシがロールに成形されてでてきたところ。
このかわいいのがラッピングマシンです。さっきのロールを、腕みたいなハンドルですくい上げ、台座に乗せ、回転させながら一瞬で、ラップ作業を完成させます。
できたロールは転がり出てくるので、すかさず別の学生がフォークリフトで搬出し、所定の場所に積み上げていきます。
出来たロールにナンバーを記入します。上段の数字は牧草地の区分を意味します。下段の数字は通しの番号になります。
牧草地や、収穫した時期による飼料の出来、不出来があったり、飼料の種類が違ったりするので、それを番号や、数字の色で区別します。
これだけあれば、来年のエサは足りるでしょうか? たぶん足りません。