毛刈り演習
10月21日及び23日の両日、本校卒業生の長恒泰治さん、ご子息の泰裕さんに牛のショウテクニックのひとつである「毛刈り」について講習と実技指導を受けました。
長恒さんの模範演技の後、牛5頭を5つのグループの学生が手分けし、個々に指導を受けながら毛刈りに挑戦しました。
毛刈りの説明をする関先生(中央 黒のつなぎ)
牛の毛刈りは牛の体型を美しく見せるために行うのです。
毛刈りをする前にはよく牛をシャンプーして毛並みを整えておきます。
牛は牛舎で放っておくといつの間にか体が汚くなっているので、お手入れが大切です。
長恒先生の模範実技
牛の地肌が見えるほどしっかり毛を刈り込みます。
共進会担当新宮先生の実演と、見学する楠本さん
後脚の毛刈りに挑戦する南澤さん
真剣にバリカンを扱う草野くん
それを見つめる小杉くんと川上くん。
共進会で競う牛の美しさは、『体貌と骨格』『肢蹄』『乳用強健制』『乳器』で決められます。やはり血統による生まれつきの体型によるところが大きいですが、エサや飼養環境を良くし、手入れを怠らないようにして、よりすばらしい美牛を育てましょう。