『酪農の学校』の日記

岡山県北にある中国四国酪農大学校の紹介ブログ

トウモロコシの季節

『秋だなぁ』と思う時

先週あたりから涼しくなった蒜山地方。
朝5:30からの搾乳の時なんて、半袖だと『寒いぃ~』と鳥肌が立つほどです。

『夜、窓開けっぱなしで寝たら風邪ひくよね・・・』という職員のぼやきが聞こえ出すこの時期、
酪農大学校の牧草地は慌ただしくなります。。。

飼料価格高騰につき

本日(8月25日)、4月に種を播いた飼料用トウモロコシの収穫がスタートしました。
私たちがよく口にするスイートコーンとは違い、甘みが少なく硬い「デントコーン」を「サイレージ」という発酵飼料にします。


          ↓三方をコンクリートの壁で囲った「バンカーサイロ」という貯蔵スペースに・・・

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          ↓「コーンハーベスター」という機械で刈った飼料用トウモロコシ(デントコーン)を・・・

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          ↓入れる。

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今は刈り始めたばかりなのでバンカーサイロの中もスカスカですが、今日から毎日「刈って詰めて刈って詰めて刈って詰めて」を繰り返し、ブルドーザーやホイールローダーなどの重機で踏んづけて空気を抜き、ギュウギュウに詰め込んでいきます。


飼料価格がビックリするほど高くなってしまった昨今、トウモロコシやロールサイレージなどの自給飼料の収量・品質に学校の将来(経営)がかかっている!! ←ちょっと大げさ(^^;)
何としても「おいしいサイレージ」を作るぞ!!!