『酪農の学校』の日記

岡山県北にある中国四国酪農大学校の紹介ブログ

遠足気分♪

学校では教えてくれないコト

↑教えてあげないわけではなく、教えてあげられないこともあるんです!

総合畜産センター見学

今日は1年生全員で岡山県久米郡美咲町にある「岡山県総合畜産センター」に行ってきました。

酪農大学校では体験できないコトを学びます!!


種雄牛の精液採取

メスの牛を妊娠させる最も一般的な方法に「人工授精」というものがあります。
あらかじめ採取しておいたオスの精液を、注入器でメスの体内に注入するというもの。
酪農大学校の乳牛たちも、「人工授精」によって生まれた子ばかりです。

さて、今回総合畜産センターで見せていただいたのは、この「人工授精」に使う精液を採取するところ。
残念ながら酪農大学校には精液採取用の施設もないし、オス牛もいないので、毎年こちらで見学させていただいています。


オス牛にはちょっとかわいそうですが、「擬牝台(ぎひんだい)」というニセモノのメス相手に興奮していただいて、「人工膣」という筒の中に射精してもらう方法で採取します。

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              ・・・ちょっと生々しすぎたので、大事なところはごまかします(笑)


バイオマス利活用施設

「ほ、ほたるぅ~」というお父さんが出てくる、あの有名な『○の国から』というドラマの中でもちょこっと話題になっていた「バイオガスプラント」-有名ドラマ風に言うと「クソ発電器」-、家畜の糞尿を発酵させて出てきたメタンガスをエネルギーとして利用するための施設です。
これも酪農大学校にはない施設です。

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                        ブタのウンコでついた火。

校外での授業ですっかり遠足気分の1年生でしたが、初めてみる光景や施設に目を輝かせて興味津々といった感じでした。

          岡山県総合畜産センターの職員の皆様、ありがとうございました!