牧草飼料作物演習の授業風景
牛の健康と乳量増加の為には餌(えさ)が大事です。餌の勉強は幅と奥が広深く、経営安定を目指している酪農家さんにとっては欠かせませんせん。 「牧草飼料作物演習」 の授業は 長綱則之先生が担当しています。
酪農大学校では 「AMTS.Cattle」 という乳牛の栄養設計ソフトを導入しています。
このソフトを使って搾乳牛1頭ごとに必要な餌の量を計算して与えています。
「飼料計算演習」 の授業は 山田祐季先生が担当しています。
蒜山地区乳牛共進会
本校は入賞常連、上位独占の出品団体となっています。(自慢)
学校行事として学生が参加していますので、出品牛と一緒に紹介します。
ジュニアチャンピオン獲得した 『カヤベ セイエラ ソロモン レテ』 を引いているのが『本校ホープリードマン』の細野さん
ホル第3部未経産首席 『カヤベ プライド アイオーン カナデ』 を引いているのが『エキスパートリードマン』の緒方さん
『カヤベ ゼニス イアトーラ マーサ』 を引いているのが『本校エースリードマン』森下君です。
ホル第1部未経産首席 『カヤベ パンダ ソロモン ハイド』 を引いているのが
『プロフェッショナルリードマン』の山田さんです。
グランドチャンピオンを獲得した 『カヤベ セイエラ アイオーン ヴェント ス』と記念撮影する細野さん&緒方さん
デントコーンの収穫
9月12日は朝から雨模様でしたが、告知してあったので報道関係の方々が集まっていました。
今日はデントコーン(牛用トウモロコシ)の収穫が始まる日です。
細断されたコーンはロールベーラー(緑の機械)に投入して、あっという間にロールに成形されます。
ロールはすぐにラッピングマシンで白いフィルムにぐるぐると巻かれ、コーンサイレージの出来上がりです。
サイレージは2ヶ月ほど醗酵させた後、乳牛の飼料になります。
この日は奇跡的に晴れ間がありましたが、後日は雨続きでその後の収穫は全くはかどっていません
酪農大学校のコーン収穫風景は毎年取材され、テレビ等で放映されます
(取材を受ける長綱農場長)
遅ればせながら9月に新人職員紹介です (*´ω`)
児玉泰平くんです。
今年3月に本校を優秀な成績で卒業し、4月から第1牧場職員として働いています。スヌーピーのキャラをこよなく愛し、きれい好きな所は好感がもてます。
仕事はホルスタインの飼養管理業務全般と牧場見学・搾乳体験のアシスタントなどをしています。
酪農展示室内装の担当も彼です。もともと観光牧場に興味があり、在学中の校外研修も関東の観光牧場を選びました。一般の人にも酪農の魅力と意義を伝える仕事をしたいと考えていたところ『酪農の学校』はいろいろな可能性を見つけられる職場でした。
年の近い学生を指導したり、大人のお付き合いがあったりとなかなか大変なようですが、高齢化してきた酪大職員のなかでは待望の大型(?)新人ですから酪大の輝く未来を担って羽ばたいてほしいと思います。
平成30年度オープンキャンパス開催
今年は初の試みで、7,8月でなんと計6回もオープンキャンパスをやってしまいました。
1回当たりの参加者は8名限定で、牧場の説明と「搾乳」に時間をかけてたっぷり体験してもらいたいという企画でした。
参加人数合計は男子22名、女子20名でした。
初日は15時集合で、本校教室内で先生から学校説明がありました。
次に16:30~少し早めの夕食をとり、夕方の搾乳に備えます。
その後作業服に着替えて牧場に行き、2年生が牧場の案内をしました。
17時30分ごろから実際の搾乳時間に合わせて搾乳作業を教えてもらいます。搾乳実習は酪大生が毎日していることなので、在学生が教えます。
第1牧場 牧場案内
搾乳手順説明
前搾り
ミルクメーター設置 乳量等記録
ミルカー装着
搾乳が終わると宿泊施設に帰って入浴、くつろぎタイムになります。
広~いリビングルームがありますからお菓子を広げて話が盛り上がったでしょうか??
翌朝の第2牧場 牧場案内
哺乳・哺育牛スペース
放牧牛牛舎
TMR(混合飼料)ミキサーの説明
第2牧場 パーラーの説明
ミルカー装着
ディッピング
真剣です
体験授業
オハヨー乳業さま 牛乳パッケージ用写真撮影
今や学校の恒例行事となってきた「晴れの国おかやま牛乳」のパッケージ用写真撮影
みんなポーズも決まって笑顔満開のいい写真が撮れました。
準備中(メイキング画像)
◎牛を牛舎からつれてきてー
ロールに文字入れをしてー
は~い みんな並んで、並んで、後ろの人も顔が隠れないようにね~