『酪農の学校』の日記

岡山県北にある中国四国酪農大学校の紹介ブログ

酪大第1牧場 搾乳牛舎隣接のタワーサイロ展示室があります。自転車道をご利用の際には是非お立ち寄りください

イメージ 1 第1牧場内の搾乳牛舎入り口前方にあった古いタワーサイロ内を改修して展示室を作りました。

 酪農に関する資料などをわかりやすく掲示してありますので、蒜山自転車道をサイクリングで楽しまれる場合は是非お立ち寄りください。

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    余談ですが、パドック隣接付近には新しい公衆トイレができていますので、こちらもご利用いただけます。
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一番草の収穫

平成30年5月のよく晴れた日、酪農大学校校舎裏の牧草地では絶好の採草日和とばかり朝から牧草のロールを作るベーラーが動いています。

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出来上がった牧草のロールはロールグラブで、トレーラーに積みます。

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                 トレーラーは去年牽引免許を取った2年生が運転して、
                       ラッピングマシンが待っている搾乳牛舎前広場まで運びます。               
       急な坂道、転倒しそうで恐い~
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           集草跡が同心円状に広がっています。作業はまだまだ暗くなるまで続きます。
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卒業生の訪問


 おしゃれ感ゼロのラフな感じのこのお兄さんたちは酪農大学校49期の卒業生です。
左は上佐賢央(うわさたかひさ)くんで、右は室井大貴(むろいだいき)くんです。2人とも入学してきた頃から爽やかさとは縁遠かったけれど・・・今となってはただのムサイおやじ、  ではなく日本の未来を担う前途有望な青年たちでございます。恋人大募集中で~す

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 室井くん(右)は卒業してから、甘い気持ちで実家(栃木)近くの酪農場に就職を決めましたが、そこでは予想もできなかった苦境が待ち受けており、紆余曲折を経て、現在は竹信牧場(岡山県笠岡市)に腰を落ち着けています。

 上佐くん(左)は卒業と同時になんと酪農学園大学編入し、猛勉強の末みごと2年で卒業、現在は学校教員目指してまたmou勉強している(?)ようです。そんなに勉強好きだったかな~?
 彼は酪農大学校始まって以来の 初の四年制大学編入学成功者となります。



酪農大学校卒業論文

平成29年度 だい52期生卒業論文発表プログラム

テーマ

1  第2牧場における子牛の疾病調査・・・・・・・弘中紅蒔

2  離乳前の子牛の飲水量・・・・・・・・中野季里

3  飼料設計を用いた育成管理がジャージー種の発育に及ぼす影響・・・・・・・・池田遥

4  前搾りの適正回数調査      高田碧

5  乳頭清拭方法の違いによる除菌効果の比較・・・・・・・・・・田中亜門

6  プレディッピング液濃度の検証・・・・・・・・・・武井香瑶子

7  搾乳間隔の均等化による泌乳曲線の変化・・・・・・・・・岡田美鈴

8  第2牧場の搾乳実習に置いて
   1年生がミルカー装着までにかかる時間からみた搾乳技術の習得について・・・・・・・・・大原慎也

9  乾乳牛へのヒートストレスが、ジャージー種泰治の生産能力に与える影響・・・・・・・・・稲田空

10  生産する子牛の種別、性差がその産の泌乳成績に及ぼす影響・・・・・・・・・高橋紳仁朗

11  乳成分の推移と繁殖成績の関係について・・・・・・・・・・香山光月

12  分娩兆候を把握する簡易的手法の模索・・・・・・・・・・古川大悟

13  乳牛の社会的序列について・・・・・・・・・金竹祥尚

14  糞と反芻の関連性・・・・・・・・・浅田真帆

15  推定尺で正確な体重が把握できているか・・・・・・・・・・中さこ雄哉

16  和牛コストと肥育・・・・・・・・・井上光

17  将来の就農計画・・・・・・・・・佐野圭祐

18  酪農の現状及び経営支援の調査・・・・・・・・・藤川隼人

19  化成肥料とデントコーンの収穫量・・・・・・・・・児玉泰平

20  トウモロコシの収量増加について・・・・・・・・・貞宗徹郎

21  イタリアンライグラスの刈り取り適期について・・・・・・・・・小西優也

22  各草地の1番草栄養価から見る施肥更新計画の立案・・・・・・・・・山本塁


  

トイレ♪ トイレ♪ 公衆トイレを作っています。

イメージ 1 酪農大学校の敷地内を通過している自転車道蒜山地内を一周しています。
 サイクリングを楽しみ、牧場に牛を見に来る観光客にトイレ休憩を提供しようと、このたび立派な公衆トイレを酪大第1牧場内に建設するはこびとなりました。
 
 何と第1牧場には今までトイレがありませんでした先生も学生も行きたくなるとダッシュで事務所横のトイレに帰ってくるか、泣きながら寮のトイレに駆け込むしかなかったのです。ですから農場関係者はおお助かりですね。
今酪大トイレ担当の職員は嬉々として、この酪大の新事業にとりくんでいて、すばらしい公衆トイレが整備されようとしています。蒜山においでの際には是非お立ち寄りください。
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雪の中の作業現場

今年もみんな合格しました! ◇フォークリフト免許◇

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酪農大学校では10月後半からフォークリフト技能講習、牽引免許試験、車両系建機技能講習と資格取得に向けての実技教習が目白押しです。

まずはフォークリフトから

こちらは酪大所有のフォークリフトです
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ここは学校校舎の裏駐車場です。後方には牧草地が広がっています。
 
 酪大生は6月に大型特殊免許を既にとっているので、フォークリフトの講習は『岡山技能講習センター』の岡部教官に2日間で無理矢理つめこんでやってもらっています。

模範運転を披露して操作説明をする教官
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 初日にまる1日学科講習、  講習後にすぐ学科試験があり受かるまで再試が続きます。
2日目の午前中でコースの走行とパレットの上げ下げの練習をして、その日の午後にはもう実技試験を受けます。

練習風景(1)
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練習風景(2)
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練習風景(3)
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練習風景(4)
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 たった半日で、数回練習を見てもらっただけで合格してしまう酪大の学生は『天才@!?』 のわけがありません。実は学生たちは本校の先生の指導を受け、夏休み期間中にすこしずつ操作練習をしています。

夏休みの練習の様子①
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夏休みの練習の様子②
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さあ、明日は御津の免許センターまで行って牽引試験を受けマース。
何人合格できるでしょうか。